Vol15 春の芽吹きをいただこう!

処方箋1 スギナ(ホーステール) 学名Equisetum arvense

スギナというのは、つくしと同じ植物で、部位が違うだけなのです。
スギナは、ケイ素といったミネラル類やシリカなど含んでいて、爪や髪の毛を美しくし、骨や軟骨の発育、コラーゲンやエラスチンといった皮膚の結合組織の強化に大きくかかわってくれます。
月経で失われるミネラル補給や、余分な水分を排出して炎症をしずめたり、デトックスの作用もあるのです。老若男女、みんなにとって、大変助けになる植物なのです。

森田敦子先生にとってもホーステールは欠かせない植物だといつもご紹介されております。
下記でお悩みの方にぴったりなハーブです。

毛髪、白髪、爪の強化、膀胱炎、尿道炎、前立腺の炎症、夜尿症、骨の発育(骨折)、むくみ、痛み、月経過多

成分:アルカロイド ミネラル シリカ タンニン フラボノイド

春にだけ出てくる、胞子をとばして繁殖するためにでてきた、つくしと、光合成して成長するスギナを、ぜひ一緒にいためて召し上がってみてください。
フレッシュなものは、この季節だけ楽しめるものです。そして、スギナをとる機会がございましたら、ぜひ、収穫して乾燥させてお茶や、お味噌汁の具にしてみてはいかがでしょう。

写真は、スギナとつくしを炒めたものです。
お醤油で味をととのえて簡単にできあがります。ごはんのおともにどうぞ。

・ホーステールのタンチュメール【Cosme Kitchen HERBORISTERIE】

1日キャップ1杯を水にうすめてのむので簡単です。
(タンチュメールとはアルコールやグリセリンに植物エキスを浸出させたもの)
https://www.cosmekitchen-webstore.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=4589784683693

処方箋2 はこべら 学名Stellaria media

春の七草にもある、はこべら(はこべ)がどんどん芽吹いてくる季節です。
英語ではチックウィードといわれます。腸をきれいにして体内老廃物を出してくれます。
また、歯槽膿漏や炎症、心臓の働きをしっかりしてくれる働きがあるといわれています。実は身近によくある植物なので探してみてくださいね。

成分:サポニン ミネラル クマリン 葉緑素

海外ではサラダなどでいただくこともあるそうです。
さっと湯がいて、醤油と粒マスタードで洋風お浸しや、カシューナッツとミキサーにかけてジェノベーゼにもできます。

・チックウィードコーディアル(Little Apothecary)
白湯や紅茶、炭酸で割ったりヨーグルトなど甘いので美味しくいただけます。
https://neighborfood-kb.shop-pro.jp/?pid=144494141

処方箋3  春の野草

ふきのとう、ふき、タラの芽、ウド、からすのえんどう、カキドオシ、のびる、たんぽぽ、ノカンゾウ、セリ、クレソンなど、そして前回のコラムでお伝えした、ヨモギなどたくさんございます。
これらは、苦味をイメージするものが多いですが、この苦味はポリフェノールで抗酸化作用があり、また抗アレルギー作用があるものも多く花粉症もやわらげてくれるはずです。

※写真 たんぽぽ からすのえんどう のびる

これらの植物は、道の駅のようなところでも購入できたりするので
ぜひ、旬のお野菜のような感覚で取り入れてみてはいかがでしょうか。

「新芽や蕾は植物の成長エネルギーの宝庫である」ともいわれ、最近ではジェモセラピーといわれることもあるそうです。
春の芽吹きの植物には、冬から春にむけての身体をととのえ、デトックスの作用が備わっているものですね。

※写真 ノカンゾウ

ルボアフィトテラピースクールで植物療法を学ぶときに、最初に、「大切にしたい7つのこと」を告げられます。
今回は、2項目あげさせていただきますね。
「自然とのつながりを忘れない」
「植物は自然の恵み。大切に使わせてもらう」
ということです。機会があれば、野草摘みに出かけるのもおすすめです。

※写真 クレソン セリ

コラム:宇鷹 画美
https://instagram.com/laboratory.lum?utm_medium=copy_link
植物療法士
フラワーエッセンス インストラクター
薬剤師
食料品店NeighborFood勤務(神戸)
https://instagram.com/neighborfood_kobe?utm_medium=copy_link

野菜やハーブなど植物の取り入れかたを伝えるのが楽しみです。植物が育つ土壌にも興味があり畑作業も挑戦しています。
自身の体調不良を経験し、健やかにあることは、きちんと病院で検査することも含めて、まず自分を知ることが大切であることを学びました。
その経験から、自分を知るツールを増やしていくことについてお伝えしていきたいです。
一緒に実践していきましょう。